
ネットを使って集客したいと考えたけど、万人受けするホームページを作ればいいのか?
もちろん、たくさんの人にホームページを見てもらって、商品を買ってほしいから、
「たくさんの人が見てくれそうな」ホームページを作りたい!と考えます。
しかし、インターネットを使う場合、あなたが、ターゲットにしたいお客さんを、狭い範囲にしぼって、考える必要があります。
なぜなら、見込み客が、なにか問題解決したいことをネット検索すると、膨大な量の情報を見ることになります。
万人受けするホームページは集客に不向き?
内容が、広く浅く万人受けするものだと、見込み客の心に刺さってこないのです。
「大まかには、知りたい情報はあるけど・・・」
「もっと詳細まで、載っているサイトはないかな?」
「もっといい情報はないのかな?」
こんなふうに、あなたも考えて検索してませんか?
そして、より細かなマニアックな情報を載せているブログやホームページなどに人は集まります。
特定の人をターゲットに据えて、制作した方が、成果は出ます。
今回は、大体のターゲットは考えてはいるけどイマイチ、ハッキリしていないという小さな会社の経営者さんに、ネットを使って集客するときの具体的なターゲット像の作り方をお伝えします。
ターゲットを絞るときの2つのポイント
あなたの正しい見込み客ってどんな人ですか?
・あなたと気が合う
・話しやすい
・とてもいい人
このように考えていませんか?
よくよく考えてみると、お金を払ってくれる人ではなかった・・・。
ただ、いい人だったなんてことよくあります。
とても良い人物像に思えますが・・・。
目次
2つのポイントを押さえて、ターゲットを決める
ここで、ターゲットにしたいのが、次にあげる2つのポイントをクリアした人が、「あなたの理想の見込み客」にすると考えやすくなります。
1つ目.理想とする見込み客とは、
見込み客と聞くと、ただあなたの商品が、気になったってくれた人も「見込み客」と考えたいところです。
しかし、ただ興味が湧いただけで、他のライバルにも同じように興味を示し、パンフレットや見積もりはとるけど、「まったく行動をしてくれない」なんてことよくあります。
つまり、同じ車を購入するにしても、
たとえば、車で事故ってしまって廃車した。しかし、車がすぐ必要で、「またすぐ購入しないといけない」という緊急性を感じている人と。
「いつか気に入った車種が発売されたら」購入しようと考える人とは、温度差があります。
なので、あなたの見込み客は、簡単に言ってしまうと、
「今すぐあなたの商品を使って、自分の問題を解決したい人」になります。
2つ目.問題解決のためには、「お金を出す人」を選ぶ
悪い意味ではなく、「お金を出して、解決するのなら出す」この考え方をしている人をさがすことが重要です!
でも、ネット検索する人の中には、問題は、解決したいけどネットで探して、「無料または、なるべくお金を掛けたくない」人もいます。
このような人は、あなたにお金を素直に払ってくれません。
こんなよくある一般的な例があります。
お客さんを集客するために、ブログをはじめたい経営者さんは多数います。
はじめるにあたって、無料のブログサービスを選ぶか?
有料のブログサービスを選ぶか?
将来のことを考えると有料でブログをはじめる方が、私としては、いいと考えますが、はじめは、無料ブログサービスで試してみてから、と考える人も大勢います。
同じように、あなたの商品も、「お金を出しても解決したい人」もいれば、これには、「お金は絶対に出したくない」という人もいます。
解決したい問題は、同じでも、結果としては、大きく違ってくるので、注意が必要です。
ターゲット像をつくる具体的な3つのステップ
さあ、いよいよターゲット作りです。
ここで、あなたの理想のターゲットを作り上げましょう。
ステップ1.理想のお客さんを思い浮かべるて見る
まずは、あなたがこれまで、ビジネスをしてきて、
「こんないいお客さんばっかりだったらいいのになぁ~」と感じた瞬間が何度かあったはずです。
1から3人ぐらいは考えてください。
・めっちゃ高い見積もりと、安い見積もり2つを見せたら、めちゃ高い見積もりを選んでくれた。
・安いプランをすすめたのに、高額プランを選んでくれた。
・ただ、素直に説明を聞いてくれて、すぐに契約してくれた。
・頼んでもないのに、友達を紹介してくれた。
私の経験上で書いてみましたが、こんな人が、何十人かに一人存在します。
身なり、住んでる場所、家から考えても、お金を持っていそうでした。
そんな人と巡り合ったことがないという方は、「あのお客さん、もしこんな人だったらいいな、理想に近いな」でもかまいません。
ステップ2.理想のお客さんを細かくリサーチする
ステップ1.で、「理想のお客さん」を想像できると、本当に存在する場合は、可能な限りお話を聞いてみる。
ただ話だけでも感じ取れるものもあると思いますが、できれば、悩み事や、願望、どんな言葉に弱いか、などです。
タイミングが合えば、図々しいことを聞いていることもあります。
会う前にも、大体のことは、想像通りのところもあるのですが、細かな部分は、人それぞれです。
お客さんの、願望がわかるには、会って対話をするのが一番です。
ステップ3.ターゲットシートを作成しよう
理想のお客さんを細かくリサーチできると、ターゲットシートは簡単に作成できます。
・名前
・年齢
・仕事
・どんな問題があるのか?(売上アップしたい)
・どんな問題解決に取り組んだ?
・どんな思い込み、信念がある
・具体的にどのように将来を描いている、なりたい?
・商品選びの基準(価格?信頼性?安心感?虚栄心?)
大まかにはこんなところです。
今まで、考えてはいたけど、イマイチぼやけていたという方も、今回で、理想のターゲット決まるのではないでしょうか?
「その人に向けて、メッセージをつくる」と考えて取り組んだ方が、成果がでます。
まとめ
・万人受けするホームページは集客に不向き?
・ターゲットを絞るときの2つのポイント
・1つ目.理想とする見込み客とは、
・2つ目.問題解決のためには、「お金を出す人」を選ぶ
・ターゲット像をつくる具体的な3つのステップ
・ステップ1.理想のお客さんを思い浮かべるて見る
・ステップ2.理想のお客さんを細かくリサーチする
・ステップ3.ターゲットシートを作成しよう
ネット集客を目指す場合、いったい自分のビジネスは、誰をターゲットするのかを、はじめの段階で、明確にした方が、今後、戦略を考えるうえでも、とてもやすくなります。
理想のターゲットが、してほしいことを中心に考えると、不思議と描いた人集まりだします。さっそく、理想のターゲット像を描いてみましょう。