読まれる キャンペーンチラシのポイントとは(見出し編)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

キャンペーンチラシとして、店舗開店チラシ、スーパーマーケット商品の紹介チラシ、特別安売りセールチラシ、普段の生活の中では、たくさんのチラシを見ます。

スモールビジネスで、店舗を経営している方は、必ずといっていいほど、チラシの制作に、何らかのカタチで、かかわったのではないでしょうか?

通常、チラシの反響として、1000件に1件の反響があれば、まあ 「いいほう」です。
商品価格が低いモノだと、反響も大きくなりやすいです。

まあ通常、1000件に1件以上の反響があれば、大成功です。

もっと反応があるものだと考えていましたか?

現状として受け止める数字です。

また、広告費をかけて、5000枚、6000枚と配布しても、やり方を間違えると「全く反応がない」ということもあります。

このようなことがあると、経営者にとっては、痛い出費になって、「二度とチラシ広告を出さない!」と決意するかもしれません。

反響がまったくゼロと、痛い目を見る現実もある中でも、チラシ広告は、なくなりません。
やはり、チラシで、成果を出している経営者もいるのです。

キャンペーンチラシで、成果を上げることができるようになると、店舗経営するうえで、重要な武器となります。

今回は、キャンペーンチラシを成功させるポイントを3つ、お伝えします。

 

チラシの役目とは

 

まずは、チラシの役目なのですが、

・「デザインがきれい」
・「とてもいいことが書いている」
・「見た目はよくできた」

チラシを仕掛ける側が、満足できるチラシを作ったとしても、手に取って、読んでくれなかったら、ただの紙くずです。

チラシの役目は、第一に見込み客に読んでもらうことなんです。

手に取ったら、読んでもらえるチラシにしないといけない。

当たり前のことを、言ってますが、実際には、そうでないチラシが、まかれています。

実際にあったチラシの例ですが、

店の名前が、一番上の、目立つ部分に書いているチラシを、見たことがあります。

それは、英語の筆記体で書かれた文字の店の名前で、ちょっと下にカタカナでも書いているのですが、英語の筆記体も読みにくのに、カタカナでも簡単に理解のできる店の名前ではありませんでした。

読みにくく、意味が理解ができないのとで、不快の感じるチラシでした。

手に取った瞬間に、不快に感じるチラシでは、反響は、薄くなるのは、当然で、その先に、いいことが書いていたとしても、読まれずに、捨てられる可能性も高まりまります。

では、どうすれば、チラシをスムーズに、読んでもらえるようになるでしょうか?

 

ポイント1. 心に響く見出しをつくる

 

チラシを読んでもらえるかは、最初の「見出し」にかかっています。

チラシを手に取った人の視線は、A4サイズだと、大体は、上部から、下の部分へ移動していきます。

なので、チラシ上部に、読み手の「心をつかむ見出し」を入れれるかが、カギとなります。

読む人の「心をつかむ 見出し」のことを専門用語では、ヘッドラインといいます。

 

よく、思い違いをされている方がいらっしゃるのですが、チラシをポスティングすると、必ず読んでもらえると思っていませんか?

これは、大きな間違いです。

ご自宅のポストのことを、思い出してください。

必ずといっていいほど、郵便物や、ダイレクトメール、チラシが、2、3通か入っていますよね。
多いときには、5、6通以上で、曜日によっても変わってきます。

あなたの場合は、自宅に届いたチラシなどを、1枚、1枚しっかりチェックしていますか?

・・・・・・・・・。

おそらく、していない場合が、ほとんどですよね。

普段から、ゴミになるチラシが多いと、ポストの中のチラシ自体、あまり印象が、いいものではありません。

どちらかと言えば、チラシは、不利な状態から、人の目にふれます。

そこで、何枚かのチラシ、ダイレクトメール、情報誌、必要な郵便物の中から、AとBに仕分けされます。

A=必要なモノ
B=ゴミ箱 行きのもの

チラシをまいた経営者としては、なんとかAに残りたいと思うでしょう。

・・・・・・・・。

だがらこそ、「あなたにとって、必要な情報がここに書いてますよ~」と見出しで、アピールしないと、いけないのです。

見出しをアピールする、最初のポイントとして、見出しの文字を、「大きく」「見やすく」「わかりやすく」することなんです。

見出しを一目でわかるようにする

ポイント2. チラシを見た人が理解しやすい言葉を使う

見出しを、ただ大きくすれば、伝わるでしょうか?

 

ただ文字を大きくして、デザインにこだわっても、受け取った人が、何のチラシか理解できないと見出しの意味を成しません。

見出しの例を4つ準備しました。
確認してみましょう。


①~③までは、すべて、ブーランジェリーと書いてます。

①は、筆記体です。日本人なので、単純に、読みにくく感じます。

②は、一般的な見やすいアルファベットですが、読めても意味が分からない人もいます。

③は、カタカナですが、最近、流行しだした言葉です。まだまだ、意味を知らない人も多い。

 

「ブーランジェリーってなに???」ともしかしたら、感じた人もいるかもしれません。

補足説明!
ブーランジェリーの意味は、フランス語で、職人が、厳選した小麦粉を使ったパン屋さんのことなんです。

 

実際に説明されて、ようやくわかる人もいるぐらいです。

 

チラシを見る人にとっては、①~③のブーランジェリーも、④パン屋さんも、受け取る意味としては、同じなのです。

「パン屋さん」なのです。

だとしたら、「パン屋さん」とした方が、わかりやすく、頭の中にイメージが湧きやすいです。

 

ズバリ!ここで言いたいのは、チラシの役目として、AとBの仕分け作業で、「A=必要なモノ」にならないといけないのです。

チラシを見た人が、「これ何と書いてるの?」「何の意味?」「よくわからない!」の状態になってはいけないのです。

見出しひとつで、すぐに頭の中にイメージできるようにしないと、「B=ゴミ箱行き」になる可能性が増すのです。

 

ポイント3. チラシを見た人の気を引く言葉を使う

ここまでで、あなたのチラシの見出しは、ひと目でわかりやすくなっているでしょう。

まだ出来ていないとしても、チラシを、受け取る人のことを考えて、見出しづくりをすれば、わかりやすく、イメージしやすい見出しが必ずできます。

チラシの見出しには、当たり前ですが、チラシを手にした人の気を引く言葉を入れないと、まったく意味がありません。

ただ漠然と、見出しを考えても、チラシの成果が上がるわけではありません。

チラシの成果を、上げるために、活用する重要な理論が「STP理論」といいます。

S・T・Pとは、3つの単語の頭文字をとった理論のことです。

Segmentation (セグメンテーション)
Targeting (ターゲティング)
Positioning (ポジショニング)

順に、なるべく簡単に、お伝えします。

Segmentation(セグメンテーション)

簡単に説明すると、市場を分類して、その性質に合った商品を、販売することです。

 

顧客のニーズが、多様化してる現在では、すべての顧客に対して、すべてを合わせて、商品の販売をしていくことは、不可能です。

なので、チラシをまくにしても、もっとも、反応の良さそうな人に向けて、チラシを撒くということです。

 

では、どんな分類の人にチラシをまくのか?

・高齢者の人が多く暮らす住宅地なのか

・富裕層の人が暮らす高級住宅地なのか

・一般的な30代~40代の人が暮らす新興住宅地なのか

・高級マンションに住む世帯の人なのか

・子供のいる世帯なのか

・40代~50代女性だけを限定しての手渡し

・お店の半径2㎞内の世帯の人なのか

見込み客が、暮らす地域によっても様々な特徴があります。
また、男女年齢によっても特徴は、変わってきます。

当たり前ですが、子供のいる20~40代の世帯に向けてチラシを撒くのに、高齢者向けのチラシを作っても、反響は少ないのは、当然ですよね。

Targeting (ターゲティング)

セグメンテーションの次は、ターゲティングです。

セグメンテーションで、チラシを撒く分類の人は、考えたとします。

ターゲティングは、その中でも、さらに「誰に?向けて」まで、絞り込みます。

 

あなたが、もし仮に、富裕層の子供向けの、スイミングスクールを、経営していたとします。

セグメンテーションは、富裕層の暮らす高級住宅地と、高級マンションに住む世帯に、定期的にポスティングすることと決めたとします。

 

次に、ターゲティングを考えます。
実際に、子供の習い事で、スイミングスクールを、選ぶ経緯として、

①子供が、自分から親に「スイミングスクールに行きたい」というケース
②母親が、子供の、将来的なことを考えて、通わせるケース
③母親の意見から、父親が、ネットで調べてスイミングスクールを選ぶケース

まあ、他にも、いろいろなケースはあるでしょう。

 

その中で、子供の習い事に関しては、母親の決定判断が、重要ではないかと仮定します。

母親が、決定事項に関わることが多いと想定して、

「スポーツを通して子供の、丈夫なカラダづくりと、教育が気になる母親をターゲットにチラシを書こう」と考えるのが、ターゲティングです。

 

ターゲティングを、もう少し突っ込んで、考えます。

その母親は、
スイミングスクールに、どんな希望を持っているのか?
スイミングスクールに、どんな認識を持っているのか?
スイミングスクールに、どんな疑問を持っているのか?
スイミングスクールに、どんな悩みを持っているのか?

子供を、スイミングスクールに、通わせる母親の気持ちを、細かく考えて、書き出していきます。

・教えてくれるコーチはどんな人?
・プールの水は、ちゃんと管理されているの?
・子供にスイミングスクールを習わせている他のママ友の感想は?

できるだけたくさん、母親の、感情にあたる部分を書いていきます。

次にいきます。

 

positioning(ポジショニング)

自社と他社との市場での位置づけを意味します。

まあ、「差別化」「あなたの立ち位置」と言えばわかりやすいでしょうか。

 

先ほどのスイミングスクールの例で見てみます。

セグメンテーションとターゲティングで、チラシを撒く相手は決まりました。

・富裕層の世帯
・これから、習い事をはじめる子供がいる
・母親が、家庭内の決定権をしめている

ターゲティングでも、ふれましたが、

スイミングスクールに、通わせる、母親の気持ちの部分である、希望、認識、疑問?、悩み?をよく考えてみます。

・教えてくれるコーチは、アルバイトではなく実績のあるコーチなのか?と思っている。

・ただ、泳がせるのではなく、泳ぎの基本部分を、手取り足取り、しっかりと教えてほしい。

・泳ぎの待ち時間を少なくしてほしい。

・スイミングスクールには、どんなコーチがいるのか?

・学生のアルバイトなのか?
・社員コーチなのか?

・どんな教え方をするのか?
・カリキュラムはどのようになっているのか?

・クラスの人数は、少人数か大人数か?
・マンツーマン指導はあるのか?

・送迎のバスはあるのか?ないのか?
・駐車場は、広いのか?せまいのか?

・家から、近いか?遠いか?

・スクールの評判はどうか?

などなどです。

ポジショニングに関しては、このような、母親の立場にたって、探っていきます。

 

そうすることで、子供をスイミングスクールに通わせる、母親の感情が、絞れてきます。

・学生アルバイトではなく、実績のあるコーチに教えてもらいたいと思っている。

・ただ、泳がせるのではなく、泳ぎの基本部分を、手取り足取り、しっかりと教えてほしい。

・レッスンの待ち時間を少なくしてほしい。

このような、母親がターゲットであった場合、おそらく

・日本水泳連盟公認の水泳指導資格を取得している。
・少人数制で指導
・基本を徹底指導

このような見出しが、チラシに入っていると心に響くと予想できます。

この3つの見出しを、強く意識させるチラシを制作すると、成果も出やすいでしょう。

例えば、

・他と比べてください。〇〇〇スイミングスクールでは、教えてくれるコーチがすごいんです!「所属コーチが全員日本水連公認の水泳指導資格を取得しています」

・他と比べてください!〇〇〇〇スイミングスクールでは学生アルバイトのコーチは一人もいません。指導力に自信があります。

・失敗しないはじめてのスイミング!子供がちゃんと泳げるようになるには、指導者のチカラがとても重要です。

・〇〇〇スイミングスクールでは、「水中カメラを使って、水上からでは確認できない水中の基本的な動きまで、コーチがしっかりチェックします」

・「プロのコーチが、丁寧にマンツーマン指導します」

など

見出し候補を10個~30個、絞り出すと、使えそうな良い見出しが必ず出来てきます。

他のスイミングスクールでは、やっていないことを、見出しで、打ち出して「差別化」します。

このように、チラシを書く前に見出しをたくさん考えて、準備しましょう。

見出しの打ち出し方で、チラシの成果が変わってきます。

positioning(ポジショニング)おまけ

ここで、実際に、あなたのビジネスに置き換えたとき、他社と、たいして変わらないことを、やっているので、「差別化できない」と考えるかもしれません。

ですが、普段あなたが、当たり前に行っていることが、まったく知識のない人にしてみると、新鮮に感じたりします。

また、そのことに、ライバル他社も、気づいていないことが、ほとんどです。

まとめ

今回、チラシの見出しに関してだけ、お伝えしました。

チラシにおいて、はじめに目にする見出し部分は、とても重要度の高い部分です。はじめにも述べましたが、チラシは、読んでもらわないと、まったく意味がありません。

見出しは、チラシを読んでもらう第一歩です。

また、チラシの作り方に関連する記事、こちらも読んでください。

タイトル:チラシの作り方を無料で学ぶ!思わず目がくぎづけになるチラシとは

タイトル:美容系店舗必見!お客が集まるイベントチラシのつくり方7つのステップ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*